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死に急ぐ

生きねば。
死ななくては。

行ったり来たりだったり、同時に居座っていたり。生への希望と戯れている時、ふと後ろを向くと死の誘いがある。
あっちこっち行きたい。行き来したい。気分で生きたり死んだりしたい。
ジレンマ。右手に生、左手に死、ぶつけてもこねても混ざり合わない、同化しない。どちらかしかない。選ぶしかない。

私が死んだら、誰に影響が出るのか。
泣く人は少ない。家族は悲しむのか。そりゃ家族だから悲しむ。マトモな人しかいないから。全く恵まれた家庭環境。
贅沢。心の通風。
誰も悲しまないわ、なんて悲劇のヒロイン劇に陶酔する歳でもない。

占い師に言われた、25で死ぬだか25まで生きられないだか。26を無事迎えて、ざまあみやがれとほくそ笑んでいたのが最早懐かしい。
予定より一年長く生きられたから、万々歳なのか。寿命に逆らったから死神が怒ったのか。25歳の一年間、普通に、生きたかったから生きた。だって楽しかったし希望も未来もあったから。ざまあみやがれ、あたしゃ30まで生きるよ、それ以降もね、と。

ブスでグズでダサいバカなくせに他人に逆らったから罰が下った。がらがらと足場が崩れていたるところぶつけながら滑落して行った。

占いではよく、「大器晩成型」と言われ続けてきた。30代まで苦労続きだけどそれ以降は幸せになれると。
大器が晩成する前に力尽きてしまったらなにも意味がない。次の人生では若い時期に幸せに過ごしたいもんです。

遅れてきた青春なんてみっともないし体力落ちてるからフルで楽しめないから損。他人からしたら幼稚な考えなんだろう。言わせとけ、そいつらは健常者だ。